同じ茶園の同じ木から採れた茶葉でも、紅茶は葉の部位や形状(大きさ)によって細かく グレード分けされます。
木の先端部の新芽の部分はティップと呼ばれ、加工の段階で他の部位の葉のように黒くならず
に銀灰色または茶金色になります。
その色によってシルバーティップとかゴールデンティップと
呼ばれますが一般的にこのティップは特に上級品の紅茶にしか含まれません。
世の中にはこのティップだけを集めて作られた紅茶もあり、希少価値が高いため非常に高価です。
ティップだけで作られた紅茶のティップは細かい産毛に覆われた通常の茶葉の数倍もある
長く細い葉なのですが、一般の紅茶の最上級品などに含まれるティップはこのような
長い丸ごとの新芽ではなく、普通の茶葉にところどころ白っぽく(または薄茶っぽく)色の変わった
のが混じっているような感じです。
茶葉はその部位によって左図のように呼称が付けられています。
本来は紅茶の等級名はその部位をそのまま表し、
つまりオレンジペコならオレンジペコと呼ばれる部位の葉を用いた紅茶のことでした。
しかし近年は茶摘み方法の変化により等級の意味合いが変ってきています。
通常茶葉はペコーより上の部分が一緒に摘まれて製茶され、
紅茶の等級は仕上がってきた茶葉の形状、形質で決められます。
オレンジペコとは新芽のすぐ下の若い葉の呼称です。 オレンジペコと称される紅茶は昔はその名の通りこの部分の葉を用いた紅茶のことでした。 現在では製茶工程でふるい分けの上の方に出てくる、大きくて良くよられた細長い茶葉がオレンジペコとされることが多いです。
はオレンジペコでも特に新芽部分を多く含むものを指し、 オレンジペコ同様に茶葉は大きく、中に白やうす茶がかった葉(新芽=ティップ)が混じっています。 また、茶葉の構成は茎の部分が少なく幅の広い葉の部分がほとんどです。
オレンジペコの下にある葉の呼称。 実際はオレンジペコより少し細かくてBOPより大きい、太くて短めの茶葉がぺコーとされる事が多いようですが産地や工場によっても異なります。
ペコーの更に下にある葉。
中国茶によく使用されます。また、ブレンドティーの増量用に使用される事もあるようです。
これらの等級分けはその産地、製茶工場により基準にばらつきがあり、更に国が違えば基準の違いは大きくなります。
スリランカの人々は実によく紅茶を飲みますが、この国の一般の人々が飲むのは ダストといって、 ふるいを使った等級分けの一番下に出てくる粉茶のようなものです。 ダストは抽出が早いのでティーバッグにもよく使用されます。
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